お金のこと、真剣に考えてみよう
長野日報の12月22日土曜日掲載の記事に、気になる、またためになる記事があったので、抜粋してみました。
生活設計で、3大資金といえば住宅、養育、老後資金である。
この3つで生涯賃金の半分を費やすことになるだろう。
現在の住宅ローン金利は35年固定では、1.3%、変動金利では0.43%である。
他の融資金利に比べて決して高い金利ではないが、1000万円の借入で1%は10万円に相当する。(1年間に払う金利)
当然元本の返済もあるので借入額を抑えられれば、借入金利及び返済額が減少する。
こだわりは邪魔者
周りの人すべてが、住宅は3000万円くらい発生し、全額借入していると考えるのは勝手な思い込みだろう。
名の知れた有名ブランドメーカーでは、さらに割高になる。
ローコスト住宅は自分のプライドから許せないものがある?!
一生に一度のことであり、住宅取得は男の甲斐性だから背伸びをしても成し遂げるべきもの、ということなのか。
多少高くても月々の返済額にすれば僅かであるので、これから頑張れば何とでもなる。未来の自分に期待をしてほしい。
ここまで言われれば、大器晩成型のあなたの未来に賭けることにするわ
(そう、願いたい)。
俺はやるときはやる、とくに切羽詰った時には大きな力を発揮する、
火事場の馬鹿力を持っている。
でも、裏切られた後の付けは大きい。
こだわりは、趣味や道楽に表れやすい。
中古車を購入してはカスタムカーに仕立てる人もいれば、自分の乗る車は常に一つの車種に限定する人もいる。
はじめは便利で快適だったものが、いつしか自分の存在そのものになっている。
こうなれば、どんなことがあっても譲れない、何よりも最優先になる。
こだわりを持った人は、その分野において視野が狭く、受容力が小さく、融通が利かない。
一途であるといえば美しく聞こえるが、他を検討することが面倒くさく、多面的な視野を持とうとしないだけなのかもしれない。以上抜粋。
まとめ
ここまで読んで、感じたことは、
家に対するこだわりとは何だろう?ということでした。
「そのメーカーの持っている雰囲気」
「コマーシャルのイメージ」などなど、
漠然としたものがほとんどで、それらに縛られているのではないかということでした。
「ただ何となく」そのメーカーが好きと思い込まされているだけなのではないでしょうか?
ブランドは誰もが一度は憧れるものですが、実態は本当に自分が、生涯、高額なローンを払い続けるに値するほどのものなのかということです。
それよりも、先入観や思い込みに左右されずに、生涯自分の払える範囲で、何かあっても余裕のある資金計画で、家は建てるべきだと思います。
それと同じことが、ハウスメーカーの見学会です。
多くの見学者、弁舌爽やかな営業マン、新築のすばらしい建物、そして、素敵な家具、などなど、ついつい引き込まれてしまいがちです。
こんな素敵な家が持てるなら、毎月十数万!えーい!頑張るよ!
とならないように、このときも、冷静に、見学して下さいね。
決して無理の無い資金計画をしてください。
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