建築条件とは
建築条件とは、指定された業者でしか
建築ができない事を言います。
土地には、大きく2種類あります。
すでにハウスメーカーが土地を購入して建築条件付きにして売る場合と、
不動産会社から直接購入する建築条件無し(自由に選択可能)の土地です。
今回はその建築条件付き土地を解説していきます。
条件とは何か
ここで言う「条件」とは、土地の売主が指定する建築業者と、
一定期間内に指定業者の建物を建築する契約をすることです。
その条件に土地を売るのでそれ以外のメーカーで建てることは原則できません。
土地の売主(不動産業者)が指定する業者とは、
売主である不動産業者のグループ会社の場合が多いです。
売主(プロ)主導
建築条件を付けるのは売主なので、当たり前なのですが
買主であるお客様に主導権はありません。
建築条件付き土地を購入する場合は売主である不動産業者が
主導して売買をすることになってしまうのです。
しかも、売主はプロで買主は素人。
プロ主導の下、条件付きの契約をしてしまうのは危険かもしれません。
条件の内容とは
建築条件の内容は様々ですが、一般的な内容を書きます。
建築条件付き土地の条件とは【土地の売主が指定する建築業者と、
一定期間内に建物を建築する契約をすることを条件に土地を売る】というもの。
1・売主とは、不動産業者のことですね。
2・指定業者とは、不動産業者が指定する建築業者のことです。
ここが条件の最大のポイントです!
その建築業者は不動産会社のグループ会社であることが多いです。
もしくは、下請け業者が指定されていることもよく有るので要注意です。
3・期間は主に3〜6ヶ月が指定されています。
まとめると
最近よく目にする建築条件付き土地の売買にはトラブルも多く、
そのほとんどが購入する方が「建築条件付き土地」について
ほとんど理解していないこと。
まずは、この建築条件付き土地とはなにかを理解していただけたら幸いです。
この記事へのコメントはありません。