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茅野市 眞徳寺と天井画

茅野市豊平にある眞徳寺さんをご紹介します。

開山は鎌倉時代とのことですが、今の本堂は平成元年に新築されたそうです。
その間、織田軍の諏訪攻めで焼失したこともあり、何度か建て直したようです。

由緒あるお寺であることは確かですが、今日は、平成元年に新築した後に
天井に136枚の画を飾っているのです。
その天井画についてお話したいと思います。
御住職直々のご案内で、詳しくお話してくださいました。

何でも平成10年 山田恭子先生のボタニカルアートを見て感動され、いろあざやかで繊細な植物画を柊天井へと思いつかれたそうです。
山田先生のお仲間の福田竹代先生、小宮和歌子先生、ともご縁を頂き、136枚の天井画につながったのだそうです。
3人の先生が10年間精魂込めて描き込んだ、植物の命が輝く細密画です。
寺を訪れる人々を癒し、和ませ、心に安らぎを与えてくれる、そんなすばらしい花園です。

まず、大きさですが、一枚の画の大きさは、約60cm角で、内円43cm、合板の板、桐の縦木目にアクリル絵の具で書いています。

3人の画家の方が描いていらっしゃって、皆さん女性のアーティストです。

山田恭子先生は、一番多く56枚。
「植物の命を描く」 とても生き生きと、元気になるような花たちです。

福田竹代先生は40枚。
「花を語らいながら」 花自体は小さめで可憐ですが、それがまた、とても素敵な雰囲気を醸し出していて素敵です。

小宮和歌子先生も40枚。
「感じるままを素直に描く」 先生の優しさが伝わってくるような可憐なやさしい花たちです。

いつまでも見ていたいような、そんな気持ちになります。

余談ですが、このお寺は島木赤彦ともご縁があるそうです。
赤彦の父は神官でしたが、豊平古田学校の教師も勤めていたそうです。
その関係でこのお寺の裏に家族と暮らしていて、赤彦は幼年時代をここで過ごしたそうです。
随分とわんぱく少年だったようです?
その後教師になった赤彦は泉野小学校、玉川小学校など、最後は校長として赴任したということです。

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