ご存じない方のためにソーラーシステム「２０１９年問題」
の内容を簡単に説明します。

固定価格買取制度

ソーラーシステムが飛躍的に拡大した理由の一つに、
現在も継続している『固定価格買取制度』が挙げられます。
この制度がスタートしたのが今から１０年前の２００９年で、
初年度にソーラーシステムを設置された方は
２０１８年で当初１０年の固定価格買取制度が終了します。

固定価格買取制度が終了後

導入当初は固定価格買取制度が終了した後にも
通常の電気料と同程度の価格で買い取ってもらえるだろう
との思惑もありましたが、現在の政府の考えとしては
新電力を中心に電力会社が個人と契約を結び、
電気を買い取ってもらう仕組みが有力になりそうです。
これにより買い取り価格は１０円以下の
価格になってしまう可能性が大きいようです。

ソーラーシステムはもう終わり？

上記が『２０１９年問題』の概要ですが、
２０１９年（来年）だけで５０万件以上の世帯で
この問題が発生し、２０２３年までに約１６０万件の世帯に広がるようです。
ソーラーシステムはもう終わりになるのか？
そうではありません
一言で言えば、この２０１９年問題を契機に
ソーラーシステムは第２の成長段階に入ることが予想されます。

これからの太陽光発電

格安の蓄電池が世の中に登場することで、
電力の地産地消（家庭で作った電気はすべて家庭で使い、
ＺＥＨ住宅と併用すれば電力会社から
ほとんど電気を買わずに生活できる）が進むことが予想されるからです。
自然エネルギーは大いに利用すべきです。