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節電にプチリフォーム

最近の夏はとにかく暑い…
諏訪の冬は耐えられないくらい寒いです。
家が古いと余計に厳しく感じる気温。
リフォームしたいけど、どこから始めれば良いのか。
大掛かりなリフォームの予算が取れない方に
オススメな情報をお届けします。

古い家と新しい家はこれだけ違う

まず、築年数での基準の違いを見てみましょう。
以下の通り、省エネルギー基準が年代によって違います。

~1979年建築(築32年以上):無断熱or旧省エネ基準以前
1980年~1991年(築31年~築20年):旧省エネ基準
1992年~1998年(築19年~築13年):新省エネ基準
1999年以降(築12年以下):次世代省エネ基準

旧省エネ基準の断熱性能は
次世代省エネ基準の約1/4~1/5程度、
新省エネ基準は約1/2程度です。
1980年以前に建てられた住宅は更に断熱性能が下がります。
つまり古い住宅は古い基準で建てられているので、
冷暖房のエネルギーもそれだけ多く必要と言うわけです。

住まいの中で電気使用量が高いものと言えばエアコンですが、
最近は節電効果も高く、10年前のものと比べると
約20%程度の効率化がされています。
そこで、節電対策に新しいエアコンを…という選択も正しいのですが…。

リフォームは窓から

その他に「家の遮熱効率を高める」方法があります。
それは
「窓ガラスが単層の場合には、内窓をつけたり複層ガラスに変える」
という、プチリフォームです。

その効果は高く、単層ガラスの熱伝導を100 とすると、
複層ガラスは20~40と3~5倍の遮断性能があります。
複層ガラスでない単層ガラスでも、
内窓として加えれば熱伝導は30~50になり、
2~3倍の遮断になります。

節電割合で考えると、単層ガラス世帯が内窓追加することで、
20%程度の省エネ効果があります。
内窓をつけることにより、冷暖房の効率もよくなるため、
結果として節電に結びつくわけです。

まとめ

意外にも、家電量販店のエアコンコーナーで
このプチリフォームを提案していることがあります。
効率的な節電を考えると納得ですね。

窓をリフォームしてからエアコンを最新機種に
することで更に節電につながるでしょう。

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