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深夜特急で旅に出よう

長引く梅雨、そして、長引くコロナ禍で、身も心も疲れきっていませんか?
私もその一人です。
そんなときには、想像力を働かせて、想像の旅に出てみませんか?
お金がない?  
いいえ、お金のない旅もまた楽し・・・です。
そう、バックパックの旅をご一緒に!
今日は、私、高木芳子の空想の旅に少しお付き合いください。
ヨーロッパ?
アジア?
アメリカ?
どこに行きましょうか?

深夜特急

好きな作家の一人に沢木耕太郎さんがいます。
ご存知ですか?(若い方はご存じないかも)
旅の好きな方なら、もしかしたらご存知かと思いますが、「深夜特急」の作者です。
最近、テレビで大沢たかおさんがドキュメンタリーに出ていらっしゃるようですが、このルートを行って見ましょう!
現在、沢木耕太郎さんは70代ですが、沢木さんが26歳のときに実際に旅をした紀行文のようなものです。

旅の始まり

は、香港でした。
何も決めず、ガイドブックも持たない、行き当たりばったりのような思いがけない旅、そのスタートが香港だったということが、その後の旅のスタイルを決めたということでした。
ただ、デリーからロンドンへということは決めていたようです。
その前に寄ったのが香港でした。
香港は無数の人が狭いところに集まって、押しくらまんじゅうをしているような熱気をこもっていたといいます。

食堂や屋台の食べ物は美味しいし、何より安い!
言葉は通じなくても、意志は筆談である程度通じてしまう。
彼の旅の始まりが香港だったのは好都合だったようです。

バス旅

もうひとつ決めていたことは、バスの旅、それも観光バスではなく、普通に走っている乗り合いバスで行くということ。
バスの旅、しかも香港から東南アジアを経てロンドンに行くということは、徐々に異国に順化していくのに好都合だったようです。

私自身は臆病で、バックパックの一人旅などとてもできるような人間ではありませんが、とても面白そうな感じはしました。

こんなときだからこそ、空想の旅に夢を膨らませて、あちこち行ってみたいですね。

あなたならどこへ行きますか?
どんなルートで行きますか?
誰と行きますか?

さあ、旅に出よう!

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