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スタッドレスタイヤの豆知識

こんにちはエコシステム 五味です。
雪国に住んでいる方やウィンタースポーツをする方には欠かせないのがスタッドレスタイヤですよね。
実はスタッドレスタイヤの普及する前にスパイクタイヤが主流でした。
私より若い方は見たこともないかもしれません。
スパイクタイヤとはタイヤに金属などが埋め込まれておりゴムだけのタイヤに比べるとグリップ力が上がりブレーキ効果も大きく広く使用されていました。

スパイクタイヤが禁止された背景

1970年代に入り雪国ではスパイクタイヤの普及率がほぼ100%まで近い数字にあがりました。
しかし、それと同時に大きい社会問題を生み出してしまったのです。
雪上や氷上ではいかんなく性能を発揮してくれていたスパイクタイヤですが、雪が無い路面ではアスファルトを削るという問題点がでてきました。
アスファルトを削ることによって粉塵が発生し目、鼻、のどの疾患や気管支炎を悪化させてしまうなどの健康被害が発生してしまい、1991年にスパイクタイヤを規制する法律が施行され一般的な仕様の制限ができその後スタッドレスタイヤの普及につながりました。

スタッドレスタイヤは万能ではない!?

スタッドレスタイヤはスパイクタイヤがまだ利用されている1982年にミシュランよりスタッドレスタイヤが発売されました。
その後ブリヂストンやヨコハマなど様々なメーカーからスタッドレスタイヤが現在発売されておりますが、スタッドレスへの過信は禁物です。
雪上では性能を発揮してくれますが、アイスバーンが濡れている状況ですと性能が落ちてしまいスリップ事故が起こりやすいと言われております。
また、高速道路などでもタイヤチェーンを併用しなければならない場合もあります。
お出かけの際は現地の情報を調べる事をお勧め致します。

夏場での使用問題

スタッドレスタイヤは外気温が低い状況でも機能を発揮できますが、夏になるとタイヤが柔らかくなりすぎてしまう問題もあります。
夏場でもスタッドレスタイヤを履き潰す為に着けている方もいらっしゃいますが、高速道路に乗る時はノーマルタイヤに比べ対応速度も低いので注意してください。

年々性能が向上しているスタッドレスタイヤですが、路面状況を確認しながら安全運転を心がけて冬を乗り越えてください。

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