少し違う視点から見た諏訪大社
諏訪の観光名所と言えば諏訪大社を思い浮かべる方はとても多いと思います。
そんな諏訪大社上社を少し違う視点から紹介させて頂きます。
諏訪大社の鳥居を潜る前にはお土産屋さんが多く並んでおります。
4年ほど前に綺麗に整備され買物がしやすくなりました。
今回はその中の『つきのつゆ』さんをご紹介させていただきます。
こちらのお店は諏訪市中洲にある
日本一ちっぽけなそば処で有名な『田毎庵』さんのお店になります。
お土産屋さんの前には無添加と分かりやすく飾ってあります。
中を拝見すると最初に目に入るのがかつお節などのコーナーです。
こちらのかつお節は『田毎庵』でも使っているかつお節になります。
特徴としてとても薄く削ることができ、
手の平にかつお節を置いたら手の温かさでかつお節が踊っていました。
それほど薄く削っております。この薄さは日本一だそうです。
他にも珍しいスルメ節(スルメイカ)もありました。
薄く削る技術があるので、難しいスルメ節も作る事が出来るようです
試食させて頂いた感想としては、口の中で
ふわっと溶けるような感覚があり、ごく少量でも味をしっかり楽しむことが出来ました。
スルメは本来固いものを噛み続けうま味を楽しみますが、
こちらは口に入れただけで、それが楽しめます。
料理に入れるも良し、おやつに口に入れるも良し。
それぞれの楽しみ方があると思います。
「良いものを使っているからいい味が出る。だから余計なものを入れないで無添加に出来る。」
最初に伺った言葉が節に込められていると感じました。
節類ではなく、そばに関するものや雑貨なども揃っておりました。
お参りの際は日本一薄い節を体験されてみてはいかがでしょうか。
数多くあるお土産屋さんを過ぎると・・
立派な鳥居が迎えてくれます。
こちらの鳥居は寄贈されたもので、○億円するそうです・・。
そんな鳥居を潜り正面には石段があり上がると本殿があります。
ですが、今回はその本殿ではなく石段を上がらず左に曲がっていただくと、
江戸時代に活躍した信州出身名力士『雷電』の像があります。
雷電は東御市出身ですが、この彫刻を作ったのが
茅野市出身の『矢崎虎夫』の作品のため、諏訪大社に像があります。
こちらが雷電像です。
雷電は江戸の名力士であり、酒豪でした。酒豪にまつわるお話があります。
雷電が長崎で清の学者の陳景山と出会う。
飲酒に関しては李白の生まれ変わりであると自称する陳先生と飲み比べをした。
互いに酒を注ぎ合い気付いたときには一斗ずつ飲み干していた。
先生はここでダウンしたのだが、雷電はさらにもう一斗飲み鼻歌を歌いながら高下駄で宿に帰った。
という逸話があります。36リットル恐ろしい数字です・・。
そんな雷電像の横にある神楽殿の中にある大太鼓。
一枚皮が使われている太鼓では日本一と云われております。
左の太鼓が新たに奉納された大太鼓です。
制作費はなんと・・・4500万円。
皮面直径2.1m 胴長2.5m 胴太2.7m 重さ1トンになる名実共に大太鼓です。
写真だと分かりにくいのが残念ですが、一度ご覧いただくと圧巻の大きさです。
こちらの大太鼓は元旦の朝のみに打たれます。
今年の2年参りや、初詣に諏訪大社上社を選んでみてはいかがでしょうか。
以上が少し違う視点から見た諏訪大社上社です。
まだまだ、見る箇所はありますが、今回はこの辺で失礼いたします。
今回お話を伺った『つきのつゆ』さんの情報です
住所:長野県諏訪市中洲201 宮町通り 社乃風内
TEL:0266(75)2523
営業時間:10:00~17:00
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