『理想の住まい』に関するアンケート調査(インターネット調査)の
回答を集めてみました。(2015年1月実施)

■持ち家／賃貸の居住意向、理想の家のタイプ

持ち家居住意向者は、「持ち家に住みたい」
「どちらかといえば持ち家に住みたい」を合わせて79.3％です。
「持ち家に住みたい」の比率を見てみると、
男性では20･30代が少なく、年代が高いほど多くなります。
現在借家に住んでいる人では、
賃貸居住意向が1~2割、持ち家居住意向が6~7割となっています。

住んでみたい理想の家のタイプは、
1位「1戸建て･2階建」（38.9％）
2位「1戸建て･平屋」（18.2％）、
以下「低層マンション」
「高層マンションの上層部」
「1戸建て･3階建以上」が各1割弱で続きます。
1戸建てに住んでいる人では、
「1戸建て･2階建」が5割で他の層を上回ります。
持ち家集合住宅に住んでいる人は、「低層マンション」
「高層マンションの上層部」「1戸建て･2階建」が
各2割前後で上位に上がっています。

■理想の居住環境

理想の居住環境は、「都市部からやや離れた郊外」
「交通網が発達し、公共施設や商業施設の多い都市部」が
各5割弱で上位2位です。
「交通網が発達し、公共施設や商業施設の多い都市部」は、
女性高年代層や関東、北海道、近畿で多い傾向です。
また、理想の住まいが『マンション』『シェアハウス』の人で
6割強~8割見られます。

■理想の住まいにほしい部屋・設備・機能

理想の住まいにほしい部屋は、
「キッチン」「リビングルーム」がトップ2、
「独立したバス、トイレ」「洗面所」「ベッドルーム」
「脱衣所」「ダイニングルーム」
「ウォークインクローゼット」が続きます。
上位項目は女性の比率が高いものが多く
「ウォークインクローゼット」は男性を約23ポイント上回ります。
『1戸建て･3階建以上』を理想とする人では、
「プライベートルーム･個室」「収納室」「書斎」
「屋根裏部屋・ロフト」などが他の層より多くなっています。

設備・機能では「温水洗浄便座」「エアコン」が
各7割弱でトップ2、
「光回線」「モニター付きインターホン」が6割弱で続きます。
「モニター付きインターホン」「フローリング」
「カウンターキッチン、対面式キッチン」は
女性が男性を15ポイント以上上回ります。
また、『1戸建て･3階建以上』を理想とする人では
「太陽光発電」「床下収納」、
『マンション』を理想とする人では、
「オートロック」「宅配ボックス」が他の層より多くみられます。

■住まい選定時の重視点

住まい選定時の重視点を聞いたところ、周辺環境・土地に関しては
「生活の利便性」「交通の利便性」が各7~8割で上位、以下
「地域の治安」「自然環境のよさ」「地盤のよさ」「自然災害の影響が少ない」が続きます。
マンション居住意向者では、「交通の利便性」が多くなっています。
「自然環境のよさ」「自然災害の影響が少ない」は、
1戸建て居住意向者で比率が高く、マンション居住意向者で低い意向です。

建物の内･外に関しては、「日当たり･採光」が82.0％でトップ、次いで、
「地震対策」（60.6％）、以下「断熱性」「キッチンの使いやすさ･デザイン」
「通気性、換気、風通し」「住居の向き」が書く5割弱で続きます。

まとめ

以上のような結果が出ましたが、皆さんはどのような感想を持ちましたか？
自分だったらどのようなところでどのような家に住みたいか？
この機会に考えてみて下さい。